2015年2月9日月曜日

Google App Engine Managed VM Dartを使ってみる

こんにちは、naoto@qword.meです。QwordのFounder MemberでProduct Managerをしています。

  • Qwordは現在Private Beta版です。

QwordではServerの一部及びAdmin ConsoleにDartを採用しています。Dartはmodernでsimpleな言語仕様でSDKが充実しており、Browser側とServer側を同一の言語で開発、保守できる優れた言語です。

Server環境では将来有力な選択肢になりそうなGoogle App Engine Managed VMのDartバージョンを使ってみましょう。 ここではセットアップの手順を紹介します。

前提

  • 環境はMac。WindowsとLinuxユーザーは公式サイトにGo
  • Homebrew、Google Cloud Platform、Docker、Dartについての基本的な知識がある、または調べて理解できること。

Dartのインストール

まだDartを入れていなければこれを機会に入れましょう。Homebrewを使うと簡単です。DartEditorをインストールする方法でもいいです。

$ brew tap dart-lang/dart
$ brew install dart dartium

PATHを通します。.bashrcなどに以下を追加します。実際にインストールされたdirectoryは$ which dart などで調べてください。

$ export PATH=$PATH:<installation directory>/dart/dart-sdk/bin

Dockerと関連ツールのインストール

Boot2Docker 1.3.1を以下のリンクからダウンロードし、インストールします。versionは必ず1.3.1にしてください。それ以外のversionでは動きません(2015/2/8/現在)。 https://github.com/boot2docker/osx-installer/releases

これで、boot2docker、docker、VirtualBoxがインストールされます。

Dockerのconfigulation

$ mkdir ~/.boot2docker
$ echo 'ISOURL = "https://github.com/boot2docker/boot2docker/releases/download/v1.3.0/boot2docker.iso"' > ~/.boot2docker/profile
$ boot2docker init

boot2dockerの起動

$ boot2docker up

これで、VirtualBoxにてboot2dockerが起動していることが確認できます。

Docker imageの入手

$ $(boot2docker shellinit)
$ docker pull google/docker-registry

ここでエラーが発生した場合は、boot2dockerのversionを確認すること。

Docker imageの確認

$ docker images

DartVM on dockerのversionを確認。

$ docker run google/dart /usr/bin/dart --version

次回はGoogle App Engineにdeployして動作確認をします。

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