2015年1月27日火曜日

Swift + Realm DB をCocoaPodsで導入する手順

MacにCocoaPodsをインストール

  1. gemを使ってCocoaPodsをインストール

    sudo gem install cocoapods
    

    プレリリースのベータ版が必要になることがあるので、念のため併せてインストール

    gem install cocoapods --pre
    
  2. terminalを再起動する

    忘れがちです。
    再起動後にバージョンを確認しインストールされていることを確認します

    pod -v
    
  3. Set Up

    pod setup
    

XcodeのProjectを作成

Xcodeでの詳しいProject作成方法は省略します
使用する言語はSwiftを選択します
説明のため名前をProjectの名前をSampleとして以下説明します

Xcode ProjectにCocoaPodsを導入する

  1. Xcodeで作成したプロジェクトのディレクトリに移動

    cd project root directory
    ls -la
        Sample
        Sample.xcodeproj
        SampleTests
    
  2. CocoaPodsを初期化

    pod init
    

    Podfileが作成されます

  3. Podfileの編集

    target 'Sample', exclusive: true do
        pod 'Realm'
    end
    
    target 'SampleTests', exclusive: true do
        pod 'Realm/Headers'
    end
    

    ブロックを用いて、ターゲットごとにインストールするpodを分けることが出来ます。
    exclusive: trueとすると、ブロック内のpodのみしかインストールしないようになります。

  4. pod initした同じディレクトリで以下のコマンドを実行します。

    
    pod install
    
  5. Xcodeのプロジェクトを一旦閉じて、Sample.xcworkspaceという名前のプロジェクトを開きます。

    この時点で、Realm DBの導入自体は終了です。

SwiftでのRealm DBの利用

CocoaPodsでインストールしたRealm DBはObjective-Cで書かれているので、
Swiftのプロジェクトでも利用するためにBridging Headerファイルを追加します。
以下のヘッダファイルをプロジェクトに追加します。
Sample-Bridging-Header.h

  1. 以下の行を追記

    #import <Realm/Realm.h>
    
  2. プロジェクトのBuild Settings -> swift compiler

    Objecctive-C Bridging headerの項目に

    Sample/Sample-Bridging-Header.h
    

    を追加する。パスを間違えやすいので注意してください。環境によっては別の階層かもしれません。

  3. 確認
    swiftのファイルに

    RLMObject()
    

    等と書いてエラーにならなければ正しく導入できています。

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